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【映画】カイジ〜人生逆転ゲーム〜

カイジ観に行ってきました!

久々の映画館かもしれない・・・。

原作をほとんど知らない状態で行きました。立ち読みでちょっと見た事あるぐらい?
まあでもこういう映画ってその方が正解だったりするんですよね。
原作に思い入れない方が純粋に楽しめる。
だからデスノートも楽しめたし。

なので漫画を映画化する場合は僕の思い入れのない漫画でお願いいたします!(わがまま)

カイジ〜人生逆転ゲーム


非常に先が気になる展開のお話。
負け組達が人生の逆転を信じて、お金持ち達の酔狂な遊びであるギャンブルゲームに挑むのだ。
藤原竜也演じるカイジは友達の保証人をしていたことで一気に借金を背負う。
しょっぱなら藤原竜也の舞台的な大げさな演技が激しくハナにつくんだけど、その演技は後々活きてくるからとりあえずは許すw

その借金の返済をするために一発逆転のギャンブルゲームが開催されている船に乗り込む。
その名も日本語で「希望」と言う意味の「エスポワール号」。

負け組達がギラギラした目つきで集まっている中登場してくるのが、この船を仕切っている香川照之が演じる利根川という男。
サイコーですこの男。香川照之は流石の迫力の演技。
ここに集まっている人間を徹底的にクズ呼ばわり、むしろ見てて気持ちよいわ・・・。

そこで始まる限定ジャンケン。
それぞれ10枚づつのカードが配られるのだが、そこにはグー・チョキ・パーが何枚かづつ振り分けられていて、1対1で対戦するというゲーム。
そこでの騙し合いや駆け引きは見ていて面白い。あいこ作戦はなるほどなと思ってしまった。
結局裏切られるんだけど。
しかし、腑に落ちないのがおっさんのカードが一枚余って地下に連れていかれること。
なんで1枚余るんだ??5枚づつ分けたはずなのに・・・?

これなんか違和感あるなあと観てて思ったのですが、原作は全部で12枚。各4枚づつわけられている。
10枚だと3・3・4でどれかが多い事になります。
この時点でこのゲームは破綻しているような気がしたのですが、どうなんでしょう・・・。
そりゃ1枚余るわなっていう・・・。これは地下に行かせる為の強引な映画化によるルール改変な気がします。

結局負けてしまい地下の労働施設に連れていかれるのですが、ここが無駄に長かった・・・。
完全に中だるみ。
寝不足も相まってここは完全に寝ました。
話に大した影響はないだろうと思ってますw

そしていつの間にか鉄骨渡りのシーンに!
これはかなり盛り上がる場面でした。

【映画】カイジ〜人生逆転ゲーム〜_b0061465_19124355.jpg


ビルとビルの間に細い鉄骨があり、それを渡りきったら借金をチャラにするという。
そこに何故か12人ぐらいの人が挑んでます(寝てたので流れがわからないw)
アツいシーンてんこもりでしたね。
ここでおっさんが諦めて死を選ぶのですが、今までただ黙々と負け組を演じた彼らがここで初めて「生」を意識する。
生きるということをここまで追い込まれた事でようやく意識するのである。

これは非常に現代の若者達に与えるメッセージとしては大きいような気もします。
惰性で生きている人が多い中、本来生きるということを考えたことはあるのだろうかと。
だいぶ前にスカイ・クロラに書いた「生きる」という希望という意味ではまったく逆のパターンですね。

さてそのシーンでは松山ケンイチとのやりとりがアツい。
友情出演のようですが、存在感はあるなーと感じました。
これと良い、オープニングの演出と良い、デス・ノート頼りが若干見え隠れしてしまうのですが、そこは目をつむりましょう。

【映画】カイジ〜人生逆転ゲーム〜_b0061465_1975535.jpg


最後は利根川との対決。
これも原作を読んでないからアレですが、ムラがあるような?
倒し方が最初と同じパターンやん!って思ってしまった。
これって最初に伏線張ってたのかもしれないけど、同じパターンはいかんだろと思う。

ただですね、それでも観ちゃうのは完全に藤原竜也と香川照之の2人の演技力です。
見事な演技勝負をしています。
2人が試行錯誤して疑心暗鬼に駆られるシーンを観ているとルールは正直どうでもいいかなって思いましたw

最後の展開は僕は有りだなーと思いました。
結局そうそう上手い話はないってことで。
そもそも負け組のカイジが努力もせずにただ勝負運の強さで大金を得たら、間違いなくカイジは駄目人間になっていることでしょう。
そういう意味でも非常に清々しく終わった映画じゃないでしょうかね。

全体的にムラがあったり疑問が浮かぶ場面も少なくないですけど、俳優陣の熱演でなんとか持っているような感じですね。

ただ漫画は読みたくなりましたw
by gokudoh | 2009-11-14 22:55 | 映画


写真と競馬と映画にハマッた漢の熱き愛と友情の適当日記である(仮)


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